看護師のキャリアアップ

看護師から認定看護師になるために。認定制度とプロセス

日本看護協会が行っている認定制度の1つに、認定看護師があります。


毎年1度、認定看護師認定審査が行われ、熟練された看護技術と知識を有している看護師が認定され、5年に一度更新が必要になります。


認定看護師になるためには、まず看護師の免許を取得しており、5年以上の実践経験があること。


そのうち、3年以上は希望する認定看護分野の実践研修があることなどが受験資格です。


その後、認定看護師の教育機関にて6ヶ月以上の学習で、総時間は615時間から677時間で、そのうち200時間以上は学内や臨時実習勉強しなければいけません。
そして、日本看護協会の筆記試験などの認定審査に合格しすると、認定証の交付がされます。


交付されたあと、登録することで、初めて認定看護師となれるのです。


その後は、5年ごとに看護実践時間が2000時間以上ある認定看護師の中で、実績などを書類選考され、更新することができます。


この認定看護師の分野には、がん化学療法看護、がん性疼痛看護、がん放射線療法看護、感染管理、緩和ケア、救急看護、集中ケア、手術看護、小児救急看護、新生児集中ケア、摂食・嚥下障害看護、透析看護、糖尿病看護、乳がん看護、認知症看護、脳卒中リハビリテーション看護、皮膚・排泄ケア、不妊症看護、訪問看護、慢性呼吸器疾患看護、慢性心不全看護の合計21分野があります。


この認定看護の勤務条件は、2113年からやや変更されましたので、2013年の内容をお話します。


がん化学療法看護は、病棟や外来、在宅ケアなどにおいて通算3年以上がん治療をしている患者の多い施設内にて、がん化学療法を行っている患者を最低でも5例を担当した実績がある看護師で、現在もがん患者の多い病棟などで勤務していると尚いい。


がん性疼痛看護は、病棟にてがん患者の看護を3年以上の実績がある看護師の中で、進行とともに痛みを伴うがん患者を5例以上看護した経験を有している者。


がん放射線療法看護は、がん放射線療法を受けてる患者の看護を最低でも5例担当し、通算で3年以上の実践経験があること。


感染管理は、感染管理に関係するサーベイランスデータに基づいたケアの実績が1例以上あり、、医療関連感染サーベイランスの計画からすべて担当した実績が1例以上あること。
また、通算で3年以上の実践経験があること。


緩和ケアは、緩和ケアを受ける患者を最低5例担当し、通算で3年以上の実践経験を有している看護師。


救急看護は、通算3年以上の救急部門経験があり、そのうち初療で 6 ヶ月と2年のICU経験があること。


集中ケアは、集中ケアや小児集中ケアにて5例以上担当し、通算で3年以上の実践経験があること。


手術看護は、機械出し、外回り看護の実績があり、3年以上手術看護の分野にて勤務していること。


小児救急看護は、小児救急患者やその家族の看護を5例以上担当し、3年以上の実践経験があること。


新生児集中ケアは、新生児の重傷集中ケアやその家族の看護を最低5例以上担当し、通算3年以上の経験があること。


摂食・嚥下障害看護は、この分野の患者を最低5例担当し、通算して3年以上実践経験があること。


透析看護、乳がん看護、認知症看護、脳卒中リハビリテーション看護は、その分野の患者の看護を5例以上担当し、3年以上の実績がある看護師。


皮膚・排泄看護は、ストーマ造設患者を1例、創傷または失禁ケアの看護を4例以上担当し、3年以上の経験がある看護師。


不妊症看護、訪問看護、慢性呼吸器疾患看護、慢性心不全看護は、その分野の患者を5例以上担当し、3年以上の経験があること。


現在認定看護師数は、北海道・東北に1197人、関東・甲信越に3929人、東海・北陸に1526人、近畿に1917人、中国・四国に1121人、九州・沖縄に1187人が登録されており、総計10878人が活躍しています。


中でも、認定看護師の登録数が一番多いのが東京で1333人、次に神奈川で854人、大阪で840人、愛知で583人、北海道で556人となっています。


働きながら勉強するというのは、どの分野においてもとても大変なことだと思います。


キャリアアップのために、今の職場では実践が学べない看護師や、シフトにゆとりがないことで知識をつけることが難しい職場であれば、認定看護師として輝くために転職を考えてみてはどうでしょう。


認定看護師も、専門看護師も、その特定分野での実践研修が必要になるので、希望する分野に転職することで、認定看護師への道も近くなるのではないでしょうか。


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